表題登記とは、土地や家屋、マンションなどの不動産に関する登記の内で、
法務局に備えられている登記簿の表題部と言われる部分を、
新しく作成するための登記のことです。

少し難しいかもしれませんので、もう少しわかりやすく説明していきます。
土地も、家屋も、マンションも、不動産については基本的に、
その実態を、法務局にある登記簿というものに記録します。

たとえば、土地であれば、その土地の所在、地番、
土地の種類や面積、所有者の住所と氏名などが、
その土地の登記簿に記録されているのです。

家屋についても同じで、その家屋の所在、地番、家屋番号、
建物の種類や構造、各階の床面積、所有者の住所と氏名などが、
その建物の登記簿に記録されています。

その登記簿の記録の内で、
所有者(所有権)や抵当権などの権利が記録されている部分以外を、
表題部と呼んでいます。

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具体的には、土地であれば、その所在や地番、種類や面積などの部分で、
その土地の外観とも言える内容について記録されている部分のことを、
土地の登記簿の表題部と呼んでいます。

ちなみに、登記簿は表題部と、権利部に分かれていますので、
所有者(所有権)や抵当権などの権利が記録されている部分については、
登記簿の権利部と呼ばれています。

また、登記簿謄本を法務局で取得するとわかりますが、
そこには、表題部と、権利部に分かれて、
土地や家屋の登記情報が記載されています。

そして、その登記簿の表題部の内容を、
新規に新しく作る登記のことを、
土地表題登記や、建物表題登記と呼んでいるのです。

なお、一般的には、表題登記と言えば、建物を新築した時に、
法務局で新たに建物の登記簿を作るための建物表題登記のことなのですが、
略して、表題登記と呼ぶことが多いです。

実は、表題登記というのは、最近できた言葉で、
ほんの十数年前までは、表題登記ではなく、
表示登記と呼ばれていました。

というのは、平成になって十数年間は、
建物を新築した時には、
建物の表示登記をしなければならなかったのです。

ただ、表示登記も、表題登記も、
その呼び名の違いはありますが、
言ってることはまったく同じと考えてかまいません。

つまり、名称だけが、表示登記から、表題登記に変わっただけで、
その登記の仕方や内容などは、
ほとんどまったく同じになっています。

ですので、昔から不動産に関係する仕事をしている人などは、
表示登記と言っていた期間の方が長いので、
いまだに表題登記のことを、
表示登記と言い間違いする人も多いかもしれません。

ただ、たとえ表示登記と言っていたとしても、
言ってる意味は、表題登記のことを言っていると思って良いでしょう。

そして、不動産の登記簿の表題部の登記のことを表題登記と呼びますが、
その表題部に関して変更や更正をしたい時には、
表題変更登記や、表題更正登記をすることになります。

ちなみに、表題変更登記と言えば、
土地の地目の種類の変更時に行う、土地の地目変更登記や、
建物の増築などによる建物の表題変更登記が代表的なものになります。

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