建物表題登記の申請に必要な建物図面には、
申請する建物が建っている敷地の地番と、
隣地の地番をすべて記載する必要があります。

隣地の地番というのは、
申請する建物が建っている敷地に、
接しているすべての土地の地番ということです。

ただ、建物が建っている土地の地番については、
知っている人も多いですが、
隣地の地番については、知らないという人が多いです。

いずれにしましても、
建物図面を完成させるためには、
隣地のすべての地番も正確に書く必要があります。

もし、隣地の地番が正確にわからない場合には、
公図(こうず)という地図を、
法務局で取得すれば、解決することが可能です。

公図は、別名、切図(きりず)とも呼ばれているもので、
土地の形状と地番が記載された地図のことです。

そのため、建物が建っている土地付近の公図を、
法務局で取得すれば、
建物が建っている土地の周りの地番もすべてわかります。

スポンサーリンク

また、建物図面の書き方の1つの方法として、
法務局で公図(別名切図)を取得してから、
敷地の形状を書き写す方法があります。

どういうことかと言えば、
公図(別名切図)は、通常、
500分の1の縮尺で作成されている図面です。

ただ、作成された年代や、地域によっては、
縮尺不明で作成されている公図もあります。

もし、500分の1の縮尺の公図であれば、
土地の形状については、かなり正確と言えるのです。

そして、建物図面を作成するには、
原則、500分の1の縮尺で作成しなければなりません。

そのため、縮尺500分の1の公図があれば、
建物図面に書く敷地の形状を、
そのまま書き写す方が正確になるわけです。

さらに、公図は、
土地の地番についても、
正確な記載がされている地図です。

もし、隣地の地番を知らなくても、
公図を見れば、隣地の地番がすべて正確にわかり、
建物図面に記入することもできます。

そういったこともあり、建物図面の書き方としては、
まず、建物が建っている土地付近の公図を、
法務局で取得するのが第一歩と言えるのです。

ただし、取得してみた公図が、
縮尺の無い公図であれば、
土地の形状をそのまま書き写すという方法は使えません。

なぜなら、縮尺の無い公図では、
土地の配置や大まかな土地の形状は良いのですが、
かなりざっとした地図になっているからです。

また、縮尺の無い公図の中には、
土地の形状も結構違っている公図もあります。

そのため、建物が建っている土地付近の公図が、
縮尺の無いものであれば、もう1つの方法として、
建物が建っている土地の地積測量図を取得する方法があります。

地積測量図は、公図と同じく、
法務局で取得できる図面で、
土地の形状についてはかなり正確な図面と言えます。

そして、建物図面の土地の形状を書く時に、
取得した地積測量図を500分の1の縮尺に合わせて、
書き写すというわけです。

ただし、地積測量図の無い土地もありますので、
その時には、土地の形状を建物図面に書くには、
実際に、土地を測るしかないということになります。

スポンサーリンク