この記事の監修者

土地家屋調査士:寺岡 孝幸(てらおか たかゆき)
資格:土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)、行政書士。
取扱い分野:建物表題登記など表示に関する登記全般。

経歴:開業以来24年間、建物表題登記など登記に関する業務を行ってます。
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建物表題登記を申請しようとする時には、
現地に建っている建物の家屋調査をすることになります。

目的は、建物表題登記申請なので、
そのための家屋調査になります。

まず、家屋調査のおおまかな手順としましては、

  1. 家屋の外回りの寸法をすべて測る。
  2. 2階建て以上の家屋であれば、2階以上も測る。
  3. 家屋の種類と構造、屋根の種類を確認する。
  4. 家屋の敷地になっている土地の境界を調べる。
  5. 家屋から土地の境界までの距離を3ヶ所以上測る。

以上のようになります。

家屋調査のかなり概略的な手順になりますが、
流れ的には、上記の1~5の手順で進めれば、
建物表題登記のための家屋調査をスムーズに進めることができるのです。

なお、上記の1~5の手順を進めるためには、
家屋の外回りや、土地の境界までの距離を測れる巻尺テープと、
スケッチのための用紙やペンが必須になります。

なぜなら、建物表題登記の各階平面図や建物図面については、
現地の家屋の寸法と、
ある程度は一致していなければならないからです。

もし、ご自分で建物表題登記を申請しようとする場合には、
法務局に申請書類を提出した後、
法務局の担当者が、現地の家屋を確認しに来る場合がほとんどだからです。

そのため、図面の寸法と、現地の家屋の寸法が違うことが、
その時にわかれば、
図面はもちろん、申請書の修正・補正が必要になるからです。

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もし、手元に建築確認書類か、その控えがあるようでしたら、
それに添付されている建物平面図と、
現地の家屋の外回りの寸法をチェックするのが一番良い方法です。

建築確認書に添付されている平面図は、
いわゆる設計図面となりますので、
実際の家屋の寸法も一致させて建築しているはずだからです。

そのため、建築確認書に添付されている平面図が手元にあれば、
それを利用したほうが、
登記申請書用の各階平面図や、建物図面を作成する時に効率が良くなります。

もちろん、建築確認書に添付されている平面図があるからといって、
現地の家屋の寸法を確認することなく、
各階平面図や建物図面を作成することはやめておきましょう。

建築確認書の平面図の寸法と、
登記申請のための図面の寸法が、
寸法の出し方の違いなど、意外な所で違うこともあるからです。

しかし、コンクリート造りの家屋については、
壁中心から壁中心までの寸法が必要など、
寸法の測り方の基準が、法律上細かく定められています。

そして、建築確認書の平面図も基本的には同じなのですが、
細かく見てみると、家屋によっては複雑な所もあり、
寸法の出し方が、登記申請のための寸法とは違うこともあるからです。

つまり、建築確認書の平面図は、あくまで図面の土台と考え、
その寸法を、登記申請のための寸法と照らし合わせて、
寸法のチェックや、修正をしていくと良いのです。

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